壁から音がする|ドン・コン・ジリジリ・トントンを音ごとに見る

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壁から音がするとき、出どころの例として資料に出てくるのが水道管やコンセント。自治体や電力会社の資料に載っている説明だ。例えば、水道の蛇口を閉めたときの「コン」という音は水道管のウォーターハンマー、ジリジリという音はコンセントの接触不良、なんて例が載っている。

天井や壁の内側でネズミが活動している音として、中野区が例に挙げているのは、カリカリ、ドドド、バタバタ、カサカサ、鳴き声。「トントン」や「ジリジリ」は、中野区の資料には含まれていない。

壁から音がする ドン|水道の音として資料にあるのはコンとキーン

水道の音として資料に出ているのは、「コン」や「キーン」という音だ。さいたま市は、水道を使った時に音や振動がある場合について、こう答えている。

いわゆる、ウォーターハンマー(水撃作用による)の可能性があります。

様々な要因が考えられますが、一般的には、シングルレバー水栓の開け閉めによる急激な水圧の変化で発生します。

姶良市の水道Q&Aでも、蛇口を閉めたときの「コン」という音について、説明がある。

蛇口のパッキンや、床下や壁の中にある水道管が蛇口を閉めることにより、振動(ウォーターハンマー)してどこかに接触して音がする場合があります。小さな音は特に影響はないと思われますが、音が大きくなり気になるようでしたら一度指定水道工事店に相談してください。

さいたま市と姶良市の資料には「音や振動」や「コン」という音についての記載はあるが、「ドン」という言葉は出てこない。さいたま市では、問い合わせる前に、まずこの3つを確認してほしいと伝えている。

1家のどの蛇口を使用した時に、一番強く音、振動を感じるか。

2いつ頃からか。発生する時間帯は何時くらいか。どの様な時に発生するか。

3その他、分かる範囲で何かご自宅の水道(工事等)について。

水道を使っていないのに「キーン」と音がする場合についても、姶良市は説明している。

床下や壁の中で水道管が漏水していると考えられます。水道メーターを見て、水を使っていないのにパイロット(赤や銀色のコマ)が回っているようでしたら漏水が考えられます。

壁から音がする ジリジリ|コンセントの接触不良

ジリジリという音は、コンセントの接触不良が原因のことがある。東京電力パワーグリッドは、こう書いている。

家電製品のプラグがしっかり入っていないまま使用すると、プラグとコンセントの間で接触不良の状態となるため抵抗が高まり、時として「ジリジリ」や「ジジジジ」といった異音が発生することがあります。

そのまま使用を続けると抵抗が高まったことで発生した熱によりプラグやコンセントが焦げてしまったり、異常過熱による固着を起こしてしまいます。

コンセントにプラグを挿したまま長期間放置しておくと、プラグとコンセントの間に溜まったホコリや湿気が原因で火花が出て、音が発生することがある。

それを長期間放置する事でコンセントとプラグの間に入った埃と湿気が影響し「ジジジジ」と微弱な火花が連続して発生することがあります。

これをトラッキング現象と呼びます。

さらに、プラグがコンセントにしっかり挿さっていない状態で使い続けると、プラグやコンセントが焦げることもあると、東京電力パワーグリッドは注意を促している。

壁から音がする トントン|資料に出てこない音

中野区では、ネズミがいるときに聞こえる音を4つの場面に分けて説明している。

ネズミが立てる音は、天井や壁の内側で聞こえます。以下の音が聞こえる場合にはネズミがいる可能性が高いです。

木をかじっている。(カリカリ、ガリガリ)

天井裏で走り回っている。(ドドド、バタバタバタ)

断熱材が入っている屋根裏を走り回っている。(カサカサ、カサカサ)

鳴き声が聞こえる。複数いる可能性が高い。(チューチュー、キーキー)

「トントン」や「コンコン」という音は、その4つの場面には入っていない。今回参照した資料の中には、トントンの原因について書かれているものがなかった。

「トントン」という音の原因とは別に、家自体が鳴る「家鳴り」という現象もある。家鳴りについては、家鳴りはマンションでも起きる|鉄筋のミシミシ音の見分け方で説明している。

自分で確かめられること、確かめられないこと

自分でできることは、いくつかある。

  • 音が鳴ったときに、家の中で水道を使っていたかどうか、蛇口を閉めた直後だったかどうかを記録しておく
  • 水を使っていないのに「キーン」と音が鳴る場合は、水道メーターのパイロットが回っていないかを確認する
  • 音がする壁のコンセントにプラグがしっかりと挿さっているかを見る。ホコリが付いていたら、乾いた布で拭き取っておこう

壁の中の様子は、部屋から見ても分からない。カリカリやバタバタといった音、つまり中野区が挙げた4つの場面の音が聞こえる場合は、ネズミがいる可能性が高いと、中野区は書いている。

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まとめ|壁から音がしたら

壁から音が聞こえる時は、まず水道を使っていた時や蛇口を閉めた時と重なるかを確認してみよう。さいたま市や姶良市では、水道を使ったときの音や振動、蛇口を閉めたときの「コン」という音について、ウォーターハンマーの例を挙げている。ジリジリという音は、東京電力パワーグリッドがコンセントの接触不良の例として説明している。トントンという音については、今回参照した資料の中には原因を特定できるものがなかった。

この記事で引用した資料

  • さいたま市「水道使用時に、音や振動がする場合。」ページ
  • 姶良市「水道Q&A」ページ
  • 東京電力パワーグリッド「コンセントの種類と身近なトラブルの防止対策について」ページ
  • 中野区「ネズミの被害にご注意を」ページ
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